看護婦(かんごし、Nurse)とは?
看護婦(かんごし、Nurse)とは、専門学校や大学等の
看護婦養成校における基礎看護教育を受け、
看護婦国家試験に合格し、看護婦免許をもって、
医療、保健福祉の現場で、主に看護を行う
医療従事者(コ・メディカル)のことです
一般には、なんらか健康問題を抱えた人々に対する日常生活上の
援助や教育的かかわり、医師・歯科医師が患者を診療する際の補助
疾病の予防や健康の維持増進のための援助など行います
日本において看護婦とは、「厚生労働大臣の免許を受けて、
傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を
行うことを業とする者」として
保健師助産師看護婦法(略称「保助看法」第5条)に定められています
また同法第31条により、一部の法律による例外を除いて
看護婦でない者が看護を行うことが禁止(業務独占)されており
同法第42条の2では
「正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。」
と看護婦への守秘義務が課せられています
養成校を卒業した看護婦は、実地のキャリアと継続的な卒後教育を経て
認定看護婦、専門看護婦といった専門分野に関する認定を受けます
看護の提供を行う場合や、保健師、助産師など関連資格を取得する場合や
看護管理者や訪問看護婦、看護教員など職務内容や場を変更する場合と
いった様々な様相で看護に関わってゆくことが多いです